地元の青木亮太は初日の番組を見て表情を曇らせた。
　浦山一栄の番手にいける構成だったが「以前、浦山さんと連係しなかったことがある。前は別々でやったのに今回は付かせてください、はムシが良すぎるので…。浦山さんに挨拶して単騎でやろうと思います」と一度コメントを出した。

　すると、ちょうどタイミングよく浦山がやってきた。

　青木が「すいません、明日一緒なんですけど以前…」と話し始めるが、浦山はそれを遮るようにして「いいからいいから、俺の後ろに付いておけ。先行で頑張るから。俺がそんな根に持つやつじゃないってわかるだろ？(笑) そういって気を遣ってくれるだけで嬉しいよ。(内海雅夫と)3人で頑張ろうな、よろしく」とまくしたてて関東3車のラインが完成した。

「それなら…。お言葉に甘えて…」と静かに闘志を燃やした青木が、必死の援護で浦山の気持ちに応える！(netkeirin特派員)