2022/01/21(金) 11:30 0 0
地元戦で白星スタートの杉山剛。目標の島村匠が捲って出たが、奥谷広巳の強烈なブロックを受けてしまう。杉山はすぐさま、奥谷が横に動いてできた狭いスペースをすり抜けるように切り込んで、先頭でゴール線に飛び込んだ。
「ちょっと危なかったけど、地元戦なので突っ込んだ。地元じゃなかったら行っていないかもしれませんね。気持ちが入ってた。余裕があったし、反応も悪くなかった。地元戦なので頑張りたいですよ。最近は(宮本)龍一とか八谷(誠賢)さんが優勝していたし、(嶋田)誠也もどこかで優勝してましたよね。北九州勢のいい流れに乗り遅れないようにしたいので」。
北九州勢が奮闘中だ。
特に小倉では2節前のミッドナイトで宮本龍一がV。前節のFI戦はS級が園田匠、A級が八谷誠賢のアベックVだった。杉山が言及した嶋田誠也も佐世保で幸先良く新年の走り初めを優勝した。地元3割増しという言葉があるが、最近の小倉は5割増しくらいの勢いである。
昨年6月以来の初日白星。準決勝は久々の優出に挑む。(netkeirin特派員)