2022/01/21(金) 10:30 0 0
初日5Rは森岡正臣が、先行した葛西雄太郎マークから抜け出して1着。レース後はマスク越しでも喜びが伝わってくるほど、笑顔がはじけた。
「いやー、うれしい。葛西君のおかげで久しぶりに勝てた。1年半ぶりくらいじゃないかな。もう記憶にないくらい。たしか、一昨年の夏くらいの奈良以来だと思う。本当にうれしい。長かったなぁ」。
聞いているこちらまでジーンと来てしまうような雰囲気に。調べてみると、一昨年の3月16日の奈良以来で1年10ヶ月ぶり、実に43節ぶりの1着。喜びを爆発させたのも当然だ。
勝てなくなったあたりから競走得点が急激に落ち込んだ。
「ケガをしたわけじゃないし、体重を絞ったのが良くなかったのかな。ただでさえ体が小さいから、パワー不足になっていたのかもしれない」。
スピード競走に対応するために行った努力が合わなかったと分析する。それでも近況は2、3着が増えて、競走得点も徐々に回復してきている。「流れが良くなってきているのかな。この感じのまま行きたいですね」。
止まっていた白星数が加算され、これで通算194勝。節目の200勝が見えてきた。(netkeirin特派員)