2022/01/19(水) 16:30 0 1
113期生としてデビューした舟山。同期は既にGIファイナリストもいるなど、タレント揃いの113期。本人は「最初はかなり焦っていました。競走にその焦りが出てしまってメチャクチャ落車しました。数えた範囲で7回していて、ヘルメットは今使っているので8個目。多分、同期で一番こけています(苦笑)」と笑いながら話してくれたが、内心どこかで辛いこともあったはずだ。
それでも今は普通に走れるようになったと言う。 「怪我もだいぶ癒えてきて、長引いた左肩の怪我も8、9割治ってきている。元々僕はトップスピードがないので、バランス感覚を大事にして乗るタイプ。そのバランスが落車の影響で崩れてしまって苦戦していました。だから今期は落車をせずに頑張って行きたい」と抱負を語ってくれた。
まだ24歳と二十歳過ぎの青年だが、既に二人の子を持つ立派なパパ。話している感じもおっとりしていて、どこか応援したくなる選手の一人だ。
「落車しまくったときは落ち込んだけど、まだデビューして3年半くらい。24歳だし、焦ることはないのかなって。前期は本当に少しずつだったけど、点数が上がっていって嬉しかった。これを続けていけば、1班の点数が取れて、ゆくゆくはS級の点数も目指せるんだって。だからこそ今期は頑張り時ですね」。
そんな舟山は予選の2Rに登場する。「スピードがない自分にとって先行有利なバンクは得意。1周半なら行く覚悟はできています」と意気込んだ。
怪我で苦しんだ分もここから舟山の逆襲が始まる。(アオケイ・石濱記者)