netkeirin初の社杯が開催！

　渋谷のPARCOにてPOPUPSTOREを開催中の玉野競輪場。

　2022年3月には玉野競輪場がホテルやレストランなどが併設された新たなエンターテイメント施設がオープン予定。

　現在はリニューアル期間中につき、玉野競輪が松山競輪場をお借りして"netkeirin杯(玉野市営松山競輪・FI)"が1/12〜1/14に開催される。

　初のnetkeirinの社杯ということでケイリン女子部二宮歩美がS級レースとA級レースそれぞれのレース展望を公開します！

松山競輪場のバンクの特徴

　スタンダードな400mだがカントが34度とキツめのため、自力選手が有利なスピードバンクであり、直線が58.6mと惰性に乗るとそのまま先行や捲りの押し切りで決まることも多々ある。

　街中からは離れた川沿いにあるので風の影響も受けやすいので、その辺りもしっかりと予想の参考として活用出来るとワンステップアップにつながるかも!?

S級レース展望

　今シリーズは中部、近畿、中国、四国、九州の5地区の選手が出場。四国地区のエース原田研太朗が追加で参戦し、地区の厚みが増しただけではなく、一気に優勝争いの主役に躍り出た。

　原田研太朗は昨年末の防府を優勝して一年をしめくくると、今年の走り始めとなった高松では完全優勝。初日特選は力強いまくりで、準決勝、決勝は犬伏湧也との連携から勝利をつかんでいる。

　自力でも、もちろんV候補になるが、自力型が豊富な中四国地区で最近は番手回りも増えてきた。今回は石原颯らが、準決勝、決勝に勝ち上がり、一緒になった時にはしっかりとチャンスをものにしてくるだろう。

　玉野開催で気合いが入るのは柏野智典。今年の走り始めが“地元”開催となり、体調は整えてくるはず。近年のスピード競輪にも対応し、追走の不安よりも、差してくれるんじゃないかと、期待を抱かせる選手。

　混戦になった時にコースを突く度胸もあり、最後まで諦めない走りはファン必見。昨年末の佐世保記念の初日特選では北勢を追走から直線で中のコースを割った。針の穴に糸を通すような強襲劇は穴党ファンを喜ばせたことだろう。中国地区だけではなく、四国地区と連携しながら、地元Vを狙ってくる。

　競走得点トップで参加するのは稲川翔。昨年は“盟友”の古性優作が、悲願のタイトルホルダーとなっただけではなく、大阪勢として初めてとなるグランプリを制覇。“今年は俺の番”と14年の高松宮記念杯以来のGI制覇を目指す戦い。近畿地区ではS級1班の機動型は不在だが、こういう時こそ腕の見せ所。自力選手をリードして戦うのもうまいが、強気な位置取りからまくるシーンも見ることができるか。

　先行で中四国地区をけん引するのは石原颯。昨年は初のS級優勝や、GI出場など、飛躍の一年になった。今年はさらに上のステージに駆け上がるべく、ラインの先頭で風をきる姿を見せてくれそうだ。

　山田英明、中本匠栄の九州勢に、坂口晃輔、高原仁志ら、競走得点110点超えの選手が7名も参加する豪華なシリーズは見逃せません。

A級レース展望

　優勝候補筆頭と呼べる本命は不在で混戦模様。誰にでもチャンスがあるので、全員が目の色を変えて優勝を狙いにいけば、激しい熱戦が繰り広げられる。

　S級から降級してきた藤岡隆治が競走得点トップではあるが、前回の別府では未勝利。準決勝は先行した奥村諭志を差せずに2着だった。最近は自力の決まり手もなくなったので目標次第になりそう。

　橋本瑠偉も降級組。S級でも時折見せていたスピードを発揮すれば優勝争いに加われるか。松山バンクの特徴を熟知しているのは林昌幸。昨年デビューしたルーキーで、チャレンジを特別昇班で卒業するとA級上位戦の優勝も経験。玉野市営だけど、地元バンクで熱い走りを見せる。

netkeirin杯の予想購入で必ず予想ポイントプレゼント！

　開催期間のnetkeirin杯のいずれかのレースの予想をひとつでも購入いただくと予想購入に使える200ptを必ずプレゼント！(※1/18(火)15時頃配布予定)

　さらにウマい車券ではケイリン女子部の松山競輪1R&9Rの予想を無料で公開中！他にも穴的中に定評のある競輪小僧や老舗競輪紙コンドルの武田社長の生予想など総勢10名以上のプロ予想家の厳選予想は必見です！