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【小倉競輪・ミッドナイト】衰え知らずのベテラン、黒木誠一が必死にもがいている

2021/12/23(木) 12:00 0 3

小倉競輪のミッドナイト「楽天Kドリームス杯争奪戦」は23日に2日目を行う。準決9Rの黒木誠一に話を聞いた。

ヘルニアを抱え、昨年には手術を行った。そんな中でも志は高い黒木誠一

 天才レーサーの異名をとった黒木も今年54歳。シャープなまくりに助けてもらった穴党ファンも多かったはず。努力に努力を重ねて積み上げた白星数は619勝。目標は気高く700勝だという。

「600勝のあとは新人のつもりで1個ずつ積み上げていこうと思ったんやけど19から増えへん。1年15勝ペースで勝っていけば見えてくるけど、去年は5勝で今年も5勝。だいぶペースが崩れている。ロックオン(番手絶好)の時は2着ばっかりやし前を抜けん」。

 そうは言ってもヘルニアを抱え、昨年には手術も行った。満身創痍で走っており思うように力が入らない。そんな中での白星だ。コツコツ重ねていくしかない。

「まあ、前を抜けなくてもカマシに離れることは減ったし動けてはいる。腰をやってからチャレンジ落ちのピンチを切り抜けたから、ちょっとは余裕があるのかも。来年の戻り次第やね。あと3、4年のうちに何とかしたい。ま、見ていてください」と衰え知らずのベテランが必死にもがいている。(netkeirin特派員)

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