2021/02/25(木) 18:00 1 1
なかなか点数が戻らずGIの舞台から遠ざかっている桐山敬太郎が予選8Rで見事に1着。実は、先日の読売新聞社杯全日本選抜競輪で「先頭誘導員」として4日間フル参戦していたという。
「地元のGIの誘導をやりたかったので最近免許を取ったんです。なんとなくだけど、そういうのはやらないものだと思っていたんですが、前に浅井(康太)君がやっているのを見て、そっか、俺もやっていいんだって(笑)。免許を取っていきなりGIというのはダメみたいで、事前に小田原の普通開催を1本経験してから川崎の全日本という流れ。ペースの上げ下げとか、押さえるポイントとか、いつもと違う視点で競輪を見ることができて良い勉強になりました」。
その川崎は弟分の郡司浩平の優勝で幕を閉じたが、「自分の担当レースが終わって競輪場を出ちゃったから、決勝は生で見ていないんです。浩平には一応『これだけお膳立てが揃っているんだから勝たなきゃダメだぞ』とプレッシャーはかけておきましたが(笑)。よかったですね、ほんと。いい刺激をもらいました」と後輩の快挙を素直に喜んでいた。