2021/12/19(日) 11:30 0 0
初日4Rは119期の新鋭、北川大成の踏み出しに離れて絶体絶命のピンチを迎えたが、ギリギリのところで踏み留まり2着を確保。レース後は息も絶え絶えに検車場でくたびれていた。
「第二先行になったでしょ。絶対に後ろから飲み込まれると覚悟しましたよ。切り抜けたも切り抜けた。もう脚は残っていません」と同県の北川の番手を守り、2車単130円と1番人気に応えて胸を撫でおろした。
西島と言えば熊本選手界の支部長として日々、奔走しており公務との両立を図る日々。地震の影響で再開のめどが経っていなかった地元バンクの再建が今年、始動するなど激動の一年だった。
「再開へのゴーサインが出たことが何よりですよ。選手のみんなはそこを目指してやってきたわけですから。大きな前進ですし、もう後ろを向くことはないですから」
熊本競輪の再開は3年後の2024年を予定している。
「それまでに現役を続けられるかな…。まあいいモチベーションになりますよ!」と戦う支部長はまだまだ意気軒昂だ。(netkeirin特派員)