2021/12/14(火) 20:30 0 2
堀江省吾の名前はPIST6の優勝で知った。同期の志田龍星が2度目のPIST6の優勝を果たしたが、堀江は、まだチャレンジの選手。しかも、チャレンジでは無敵と言える成績は残していない。
堀江は「チャレンジで勝てないのに、PIST6で優勝して色々と冷やかされました。大学時代に競技をやっていたのが良かったと思います」。
最近、大学出身のインテリレーサーが多いが、堀江は国立信州大学の出身。しかも聞き慣れない繊維学部と聞き驚いた。
「繊維関係の企業に就職する学生が多いし、例えば、東レとかですね。実家が呉服問屋でもないし、何となく、この学部を選びました」。
朝日大学とかは自転車の強豪校だが、サークルの延長戦上ぐらいの部活動だったそうだ。
「高校もそうだし、趣味の延長戦上。だけど、PIST6の優勝は間違いなく競技の力が大きかった。140万円の賞金は魅力的だったし、チャレンジだと4場所ぐらい走らないと稼げない。だけど、次の斡旋が入っていないんです」。
PIST6の、あの強さがあれば、特別昇班なんて簡単だが、そうでないのが競輪の難しさだろう。(町田洋一)