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【防府競輪】松岡孔明が惜敗続きに終止符を打つ

2021/12/07(火) 16:30 0 1

防府競輪の「モーニング7 山口新聞社杯(FII)」は7日、2日目を開催。準決勝5Rを制した松岡孔明に話を聞いた。

松岡三兄弟の長男・松岡孔明

 初日特選の1着に続いて松岡孔明が連勝で決勝進出。これで降級後10節目にして7回目のファイナル進出を果たした。今期、優出6回の内訳がすごい。優勝が1回、準優勝が実に5回だ。 現在は決勝で4連続2着となっている。

「2着ばっかり(苦笑)。ずっと悔しい思いをしてる。明日は獲りたいね」

 冷静に考えると、これだけの成績を残せるだけでもすごいが、ここまで来ると苦笑いをするしかない。準優勝はもうまっぴらだろう。松岡三兄弟の長男として自力を中心に頑張っているが、気がつけばもう39歳。

「やっぱり若い頃に比べたら体は衰えてますよ。以前は練習でなんでもやったりしたけど、最近は考えながらやっています。ムダなことは省いたりして工夫してますね」

 熊本競輪場は11月からバンク練習が不可能になった。

「そのことに対しては慣れてきたけど、バンクで練習できないと、コーナーでの感覚とかがうまくつかめない。街道だけでは無理なので。その辺とかも頭に入れながらまたやっていかないといけない。まずは明日の決勝ですね」

 9月久留米での優勝は2、1、1の着取りだった。降級後、初の完全優勝が見えてきた。来期はS級復帰が決まっており、今期もこのままなら楽にS級点を確保できる。シルバーコレクター返上の完全Vで、40歳を迎える来年の戦いに勢いをつけたい。 (netkeirin特派員)

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