2021/11/11(木) 12:00 0 9
デビュー3年目を迎えた南円佳は2月に静岡、松山で2週連続優勝を飾ると、その後も車券に絡むレースも増え、飛躍のきっかけを掴んだ1年となった。
「同期が優勝する中で、『自分も勝ちたい、勝たないと』という焦りが常にありました。1回優勝出来たことで気持ちに余裕が出てきて落ち着いて走れるようになったんです。それが結果につながっているかなと思います」
安定して決勝に進む力は付けており、2月以来の優勝を狙いたいところだ。
「決勝では上手く立ち回って良いタイミングで飛び出しても、自力がないと優勝には届きません。練習では自力を付けることを意識しています」
今場所は憧れの先輩・児玉碧衣と7月の静岡以来となる同時斡旋。「自分が選手を志すきっかけが碧衣さんです。同じ選手の立場ですが、『格好いいな』『いつも可愛いな』とかファンの方と同じ目線です(苦笑)。緊張します」
児玉以外にも競走得点が高く、好調な選手が揃った今場所、「脚では先輩たちに叶わないので気持ちで負けないように頑張ります」と気合十分。自転車のセッティングも上々で初日から期待できそうだ。(netkeirin編集部)