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【取手競輪】完全優勝に王手がかかった菅野航基

2021/11/10(水) 13:00 0 1

取手競輪場で11月9日から開催されている「¥JOY×プロスポーツ杯(FII)」。2日目の4Rに出走し、1着で勝ち上がった菅野航基に話を聞いた。

「何とか勝ちきりたい」と菅野航基。初連係となる同県の鈴木裕斗とのワンツーに期待したい

 初日は正攻法から突っ張り先行、2日目の準決勝ではホームからのカマシで連日ライン上位独占に導いている期待の新人・菅野航基。長い距離を踏んでも垂れない強地脚を持っており、明日の決勝でも好走が期待される。

「突っ張られてしまったけど、落ち着いて緩んだ所を一気にカマせた。カカリ具合は悪くなかったけど、バックの風が強くてキツかったです。それでもしっかり押し切れたし、悪くないですね。取手での競走は初めてだけど、バンク自体は癖もなくて走り易い」とレース後に振り返った。

 決勝について話を振ると、

「自分のラインが3車になったのは大きい。同期の深瀬(泰我)さんがいるけど、警戒したいのは中村(美千隆)さん。中村さんのレースは何回も見た事あるけど、やりにくいタイプ。強い新人相手でもしっかり勝ち負けしているし、S級でも活躍していたのは知っている。嫌なメンバーが集まったけど何とか勝ちきりたいですね」と語った。

 同期の深瀬泰我とは立川の決勝で対戦済み。その際は菅野が5着、深瀬は6着だった。前場所の松戸で優勝した深瀬には勢いがあるが、2日間のレース内容では菅野が上。初連係となる同県の鈴木裕斗とのワンツーに期待したい。(アオケイ・松野記者)

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