10月京王閣GIII記念の初日に落車し途中欠場し今節が復帰戦となる。ケガは軽傷で済みフレームも無事だったといい万全な状態で迎えられそうだ。「走る分には問題ないですよ。奈良(向日町GIIIin奈良)でも決勝に乗れたし状態は噛み合っている」と不安なしを強調した。

　言葉通りに近況は充実しており、7月青森S、8月久留米では連続Vを飾るなど好気配を漂わせ、今は目標に向かって大きく前進している。目標とは2月に地元、熊本競輪で行われる「全日本選抜競輪」への出場権利を手にすることだ。

　6月から11月までが選考期間の競走得点が基準のひとつとされ、ボーダーはざっくりとしたものだが、おおよそ108点フラットあたりが必要とされている。塚本は6月からここまで108.5点の点数を積み上げ今のところは安全圏にいる。

「今回しっかり戦って決勝ぐらいまでいければ。このあとの小倉FIと小田原GIIIは(GIの)裏開催だし、ここらへんで点数を上げて確定させたい」と青写真を描く。より、カタいものとするために今開催で弾みを付けたいところだ。(netkeirin特派員)