勝ち上がりでの1着を手にし納得かと思いきや、本人は苦笑いを浮かべている。
「本当は先行したかったんです。森田(康嗣)さんに脚を使わせて、先に自分がいかないとダメでした。あれだけ山口(翼)さんも流しているんだから…。久しぶりに勝ち上がりで1着が取れたけど苦い感じがある。せっかく練習の成果とかを確かめたかったのに…。決して見栄えのいいレースではなかったです」。

　確かに中団を取って位置取りどうこうといったレースをするタイプではなく、持ち味はいさぎよい積極策。反省モードを切り替えて8R準決勝で仕切り直す。（netkeirin特派員）