グランプリの切符をかけた熾烈な争い

　GI・Vの郡司浩平・松浦悠士・宿口陽一・古性優作・平原康多は確定。賞金で決めたのは4年連続の清水裕友。7位8位、佐藤慎太郎と守澤太志は権利を有してない選手(脇本・新田祐等)が優勝して、9位に付けてる山口拳矢が決勝2着に入れば一人は陥落の様相。10位の吉田拓矢は優勝するか準Vが条件か。上位の8名が獲った時は山口拳矢が晴れてGP出場の運び。

ガールズグランプリの切符をかけたトライアルも熱い

　初日から3日間、A・Bグループに分かれて闘うガールズグランプリトライアルも熾烈で、児玉碧衣・石井寛子・小林莉子・坂口楓華・尾方真生迄はほゞ大丈夫。残り2枠はA・Bグループの優勝者か、6位の鈴木美教、7位高木真備でガールズグランプリ出場争い。女の闘いにも注目の3日間。

私の願いであり祈りは中川誠一郎と北津留翼

　最高の調子で突入する、九州を代表するスタープレイヤー中川誠一郎(熊本)と北津留翼(福岡)。

　3年後に決定した熊本競輪(400バンクにリニューアル)の再開時には栄光の赤パンツで迎えて欲しい。オリンピックを2度出場、そしてGI(日本選手権・全日本選抜・高松宮記念杯)Vのスプリンター中川誠一郎。42歳に成っても進化して居り、今年は7月高知記念から自力に再覚醒。平オールスターの優出に、松戸記念・弥彦寬仁親王牌で新田祐大等と互角以上に闘えたのは自信に成り、小倉は外国人が持ってるバンクハロン10秒5のタイ記録を叩き出した得意なバンク。

　自転車そのものを、こよなく愛している北津留翼は父・母・嫁そして3人の子供と時間が合えばマウンテンバイクで野山を走るのを趣味にして居り、それが練習に成り、メカには滅法強く、フレームや細やかなセッティングは常に最高の状態に仕上げ、ギアは3.86に固定してる事での大ブレイク。競輪祭は2009年の1月、2次予選・準決勝を圧倒的パワーで突破して決勝に乗り、優勝が期待されたのに、後は井上昌己と飯嶋則之の競りに成り、3番手が小野俊之と言う事で、やった事は着を度外視した2周爆走。それで山崎芳仁-伏見俊昭の福島コンビにやられた苦い思い出が。今年はその時以上なので、真剣に取りに行けば逆転満塁ホームランで初のグランプリ出場も。

　2人が決勝に乗ってワン・ツーを決めて欲しいが願いであり祈り。

117期生、山口拳矢(岐阜)町田太我(広島)石原颯(香川)は持ち味を100パーセント発揮して旋風を巻き起こす事も強く望みたいです。

■KEIRINグランプリ出場ボーダーライン(賞金ランキング)

順位	選手名	期別	府県	級班	獲得賞金
優先	松浦悠士	98	広島	SS	156,734,000円
優先	郡司浩平	99	神奈川	SS	107,549,200円
優先	平原康多	87	埼玉	SS	100,836,400円
優先	古性優作	100	大阪	S1	95,540,000円
優先	宿口陽一	91	埼玉	S1	58,956,000円
6	清水裕友	105	山口	SS	81,718,000円
7	守澤太志	96	秋田	SS	75,131,000円
8	佐藤慎太郎	78	福島	SS	74,654,000円
9	山口拳矢	117	岐阜	S2	61,547,000円

■ガールズグランプリ出場ボーダーライン(賞金ランキング)

順位	選手名	期別	府県	級班	獲得賞金
1	石井寛子	104	東京	L1	19,309,000円
2	児玉碧衣	108	福岡	L1	17,947,000円
3	小林莉子	102	東京	L1	15,470,000円
4	尾方真生	118	福岡	L1	14,929,300円
5	坂口楓華	112	京都	L1	14,571,400円
6	高木真備	106	東京	L1	14,242,000円
7	鈴木美教	112	静岡	L1	13,916,400円