2025/12/12(金) 14:18 0 1
まずは予選を振り返ってみる。正攻法の位置を取っての突っ張りだった。最終ホームから徐々にペースを上げて行き、強風の中でもしっかり踏み切っていて、ゴール前では番手の中井修が3着落ちするくらいの踏み直しだ。レース内容は満点であり強かった。
「(最終ホームで)押される感じがあったので、バックに向けてスピードを乗せて行ったんですよ。バックではペースに持ち込めたし、最後は後ろから来られても併せられるようにしていました。大宮は初めてですが、癖のある33や400に比べて走りやすかったです」と振り返ってくれた。
「自分の脚質ですか? どちらかというと地脚寄りじゃないですかね。戦法ですか? 前を取った時は突っ張りが基本ですけど、相手が強引に押さえに来たら下げますよ。後ろ攻めの時はブーメランとかも考えながらになりますけど、斬らせてくれればそのまま駆けちゃいます。養成所ではみんなが仕掛けたがるし、もがき合いになるんですよね。その名残という訳ではないんですが、前はカマシを多用していたんですよ。ただ、それだけだと併せられたりして通用しなくなってきて、戦法の幅を拡げました。これからのことを考えると色々とできないといけないですからね。しっかり出し切って勝ち上がりたい」と言って締め括ってくれた。(アオケイ・忍足記者)
