2025/12/07(日) 16:59 0 1
前橋競輪「関東カップ・スポーツニッポン杯(FI)」は8日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)
群馬の若きリーダー・小林泰正。悲願のタイトル奪取は来年に持ち越されたが、今年最後の地元戦は、どうしても勝って締めたい。超地脚の迫力にトップスピードが加われば、さらなる進化は確実。関東勢は鈴木玄人との連係で3日間、主役を張る構えだ。荒々しく攻める鈴木は"プチブレーク中"。この根性があれば、一気にトップ戦線へ食い込む。
来期はA級に下がる木暮安由も、まだ老け込む年齢ではない。"タイトルに最も近い男"と言われた誇りを胸に、地元戦で意地を見せる。
ド先行の櫻井祐太郎も特選シードの選手。やや成績落ちだが、小回りバンクを味方にする。ガード役は佐藤和也。
近畿は競輪祭のファイナリスト・山田久徳がビッグネームとして君臨。近況、番手戦が多いが、メンバー的に自分でやるレースになりそう。
地元勢では小林潤二、小林大介も優出を射程に捉える。篠田幸希も前回の高知で優勝して、ヤンググランプリも控えている。2班では芦澤大輔の存在感が際立つ。
A級戦は関東の牙城。笠松将太に期待が集まる。同期・古性優作との親交はあまりにも有名だ。モーグル出身の原大智も安定感は十分。
来期S級へ昇る児玉虎之介は、パワーアップの真っ最中。
タテ型の今野大輔は、11月のいわき平を優勝で制した。新人では岩井芯の台頭にも注目したい。
