5日の二次予選9Rに出場した渡邉雅也は、松本貴治と4着同着で入線。ただ初日特選スタートだった松本の方が勝ち上がりの優先順位が高かったため、"5着扱い"の渡邉は準決進出とはならなかった。

　無念の敗者戦回りとなった3日目は、高校の同級生で相性抜群の長田龍拳を目標に得た。別線の踏み合いを長田が豪快にまくると、これをチョイ差しして見事にワンツー。

「龍拳はまくりが出ないから終わったと思ったんですけどね(笑)。本当に強かったし自分は何もしていません。それでも、自分もずっと余裕があったし感じは良かったです。だからこそ(レース内容が)ダメだった2日目が悔しいですが…」

　なお2着の長田が「雅也には今まで全部抜かれています。一度も先着していません」と苦笑いを浮かべていた。(netkeirin特派員)