2025/11/15(土) 07:45 0 0
世界選手権を経て61日ぶりに競輪の実戦となった中石湊。直前はナショナル組の岐阜合宿で鉄フレームの自転車に乗り備えてきた。初日11レースでは2分戦で正攻法で構えると、赤板から後方を警戒しつつ鐘4角でスパート。最終4コーナーまで一本棒の逃走劇は、番手の星野洋輝に交わされたものの十分な内容だった。
「突っ張れば、いい展開になると思ったし、そのつもりだった。カマシに来ると思ったけど、来なかった。久々に走って体の調子がよかったし、感触がよかった。風と寒さで重いのはあったけど、いい感じ。鉄のフレームも走りやすかった。変な緊張はなく自信を持って走れている」
初日は、ネームバリューで敵を黙らせたといえる展開だったが、準決は2対2対2対1の細切れ戦。先行実績に勝る中西大や、坂口晃輔を連れる長谷部龍一が中石を標的にしてくる。どう立ち回るかにも注目したい。(アオケイ・市川記者)
