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【小倉競輪・ナイター】一丸尚伍「誘導を追い抜かずに3日間を走り切ることが目標」

2025/11/05(水) 19:05 0 0

小倉競輪のナイター「日刊スポーツ杯×HPCJC(FI)」は5日に2日目を開催。A級準決勝5Rを走った一丸尚伍に話を聞いた。

「冷静さとヤル気のちょうどいいところで折り合いを付けて頑張ります」と話した一丸尚伍

 前期、S級在籍時の6月高知の初日に「先頭誘導員早期追い抜き」による失格であっせんがストップ。そのペナルティ期間を経て今節は約4か月ぶりの実戦だ。A級で迎えた今期初戦は、初日に突っ張り先行で別線をシャットアウト。準決も先手3番手からの快速2角まくりは上がりタイム11秒0と、力の違いを存分に示した。

「道中、フワフワしていて、そこまでいい感じでは無かった。セッティングを含めて修正します」と振り返ったが、前期105点台をマークした脚力は一味も二味も違う。

 狙うはもちろん完全優勝となるが、脚力上位の一丸だけに、それだけには留まらず先を見据えて走る必要がある。小倉の決勝戦を制し、次に控える別府玉野を3連勝で決めれば3場所連続完全優勝となり、最速で12月前半にもS級への復帰がかなう。

 本人は「いやいや、今回はまずは誘導を追い抜かずに3日間を走り切ることが目標。気合を入れすぎるとどこかでまたやっちゃうし、冷静さとヤル気のちょうどいいところで折り合いを付けて頑張ります」と慎ましいが、十分に狙えるだけの力はある。

 今期は出走本数の関係でS級点を確保するのは絶望的。その余りある脚力を生かすには特昇こそが最善の道だ。焦らずコツコツと白星を積み上げていく。(netkeirin特派員)

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