2025/11/02(日) 15:28 0 2
特昇に王手をかけて挑んだ前走・小倉決勝。最終バック7番手からの捲りは、南部翔太に併され3着。同期の壁に阻まれて特昇は失敗に終わった。
「仕方ないこと。同期も強いですから。それに、もし今上がれたところで、上では通用しないと思う」と川上の言葉は淡々としていた。
とはいえ、来期は定期昇級で初のS級が決定。より高いレベルの走りが求められる。
「S級では捲りだけじゃなくて先行もやっていかないと。最近は弱気なレースが多いので、その辺りは意識して走りたい」と静かな闘志が宿る。
S班の眞杉匠を始め、移籍してきた杉浦侑吾(旧姓・藤井)の輪界トップクラスが集う栃木勢だが「バンクで練習しているだけで、周りが強すぎてイヤになりますよ(苦笑)。自信をなくす」と苦笑いを浮かべたが、もまれて強くなるのだろう。
今年も残すところ2か月、来期へ弾みをつける走りを見せたい。(アオケイ・八角記者)