2025/10/26(日) 15:24 0 11
前橋競輪「第34回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)」は26日、最終日を開催。8Rの優秀戦に出場した深谷知広に話を聞いた。
ハイピッチで駆けた松井宏佑の番手から自力に転じた深谷知広が白星締めに成功。賞金ランキングでは上位につけているだけに、敗者戦とはいえ大きな1着だったが、トーンはなかなか上がらない。
「まずは松井君と連結を外さないようにと。かなりペースが上がっていてタレてきていたので、あれだけ行ってくれたし前に踏ませてもらいました。(今節は準決敗退となり)状態が上がってこない中で、それでも対応しないといけないんですが、まだまだです」
開催前には前橋に入り「普段走らないバンクで、普段とは違うメンバーと普段と違う練習をさせてもらった」と地元選手らと脚合わせをするなど、最善を尽くしたが、結果には結びつけられず、白星締めにも笑顔はなかった。
今年も残すところGIは競輪祭のみ。「自信を持って"狙う"と言えない状態ですけど、競輪祭までにしっかり準備をして(GPの)権利を取れるように頑張りたい」と自らを鼓舞した。(netkeirin特派員)