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【別府競輪・ガールズ】有言実行まであと少しの坂口楓華

2021/10/24(日) 21:30 0 6

別府競輪で25日に幕を開けるミッドナイト「WINTICKET杯(FII)」。ガールズ賞金ランク4位の坂口楓華に話を聞いた。

自身を『努力の女』と表現した急成長の坂口楓華

 2月に完全優勝を飾って以来、別府バンクに登場の坂口楓華。前節の大宮決勝で落車を喫して心配だったが、なんとか元気な姿を見せてくれた。それにしても今年は11回の優勝など、大活躍の1年になっている。賞金ランクは石井寛子児玉碧衣小林莉子に続いて堂々の4位。初のグランプリ出場も見えている。競輪祭も含め残り3節。一走入魂で駆け抜ける。

大宮の落車で賞金を上積みできなかったのが痛かった。終わったことなので仕方ないですけどね。落車はデビューした頃に1回だけあった。久しぶりです。腰や脚に痛みや違和感があったので整体に行ったりしてケアをした。大丈夫だと思います」。

 一昨年まで通算3Vだった坂口は、昨年が10V、そして今年はすでに11V。周囲の想像をはるかに上回るハイペースで強くなっている。

「去年の競輪祭で敗退が決まって、今年の目標を“ベスト5”に設定した。それを常に口に出して、自分を追い込んでいく。言った以上は、恥ずかしくないように結果を残さないといけないので。私はセンス人間ではない。こうと決めて、それに向かって努力するしかないんです。今は自転車に情熱を注げている。こうやって頑張れるのも若いときだけだと思うし。一番いいときに結果を残したい。今はベスト5を目指して頑張るだけ。4位にいるけど、まだまだ何が起こるか分からない。逆に、私もまだまだ。伸びしろはたくさんあると思っています」。

 自身を『努力の女』と表現した。高い目標を立てて、妥協なく突き進む。ちゃんと結果を出せているのは見事というしかない。ちなみに「もう来年の目標も決まっている」とのこと。当分は強い坂口が見られそうだ。久しぶりの落車後、そして女王・児玉碧衣と同配分。今節はなにかと障壁も多いが、そんなことでは立ち止まらない。立ち止まってはいられない。(netkeirin特派員)

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