2025/09/25(木) 12:20 0 0
24日から開幕中の小倉競輪ナイター「スポーツニッポン杯×CTC杯(FI)」。10RではS級準決勝が行われる。
人気の中心は取鳥雄吾・小倉竜二の中四国ラインだ。連係実績豊富なこの2人、直近1年で8度連係し小倉の好アシストもあってか取鳥は8回中5勝を挙げるなど相性はバツグン。初日特選では取鳥のダッシュに小倉が口を空けながらなんとか追走する形となり、ワンツーを決めることはできなかったがベテラン小倉ならキッチリと修正してくるだろう。
実績的にはFI戦なら優出はマスト、さらに今回は3番手には地元の大坪功一も付くため取鳥の責任は重大だが、能力を考えればこの壁もしっかりと乗り越えていけるはずだ。
その取鳥に対抗するのが125期の新星・塩島嵩一朗だ。6月のいわき平競輪でS級特昇を決めると、初めてのGIII参戦となった松戸記念の予選では打鐘から一人全く違うスピードで後方から捲りを仕掛けると、強豪マーカー神山拓弥の厳しい牽制もあっさりと乗り越え2着を4車身離して完勝。多くの若手選手が躓きがちな9車戦でもしっかりと自分の走りで魅せた。
同県の白戸淳太郎も「練習では一番強いですよ。(郡司)浩平よりも青野(将大)よりもね」と語るほどのポテンシャルを秘めており、ここからさらなる飛躍が期待される。とはいえまだS級ではチャレンジャーのポジションではあるが、GIクラスで活躍する取鳥を撃破すればさらに注目度が高まることは間違いなし。このこの機会をモノにできるかどうか。
★小倉競輪10R・S級準決勝は19:31発走!
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また、11Rでも同じくS級準決勝が行われる。
実績ダントツ、今現在も賞金ランキング10位と高いレベルで戦う浅井康太は棚瀬義大に前を託すこととなった。100点未満の選手が110点以上、それもグランプリ争いに加わるような地区の看板選手を背負うというのは稀ではあるが任された以上は棚瀬も気合十分。コメントでも「先行したいっすね」と語っているように自分の力を出し切る走りでこの重要な任務を全うしたいところ。
その中部コンビの脅威となるのは林昌幸だ。23年前期〜24年後期の4期をS級で戦うも、常に降級ギリギリの戦績で25年前期はA級への降級を喫した。しかし、7月からS級に復帰すると、8月の名古屋FIで完全優勝を果たしたようにこのクラスでも戦える力をつけてきた。今開催の予選でも地元の大坪を背負って果敢にカマシ先行を敢行しライン上位独占を決めたように先行力は高く、今日もその武器を活かして中部勢に対抗する。
その2車の戦いがもつれるようなら松坂洋平も黙っていない。前々走の地元・平塚競輪では優勝を果たし、前走の立川競輪でも3日間確定板入りし車券に貢献するなどデキは上々。かつては南関を代表する自力選手として大舞台で戦ってきた松阪。今はマーク屋として活躍しているが、今回は展開次第で全盛期さながらの自力捲りが炸裂するシーンも十分にあり得る。
この大激戦を制し決勝への切符を手に入れるのはいったい誰になるのか。
★小倉競輪11R・S級準決勝は19:59発走!
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