2025/09/12(金) 08:32 0 0
ガールズケイリン7Rは断然人気の坂口楓華が5番手捲りで1着。4分の3車輪差で屈した吉村早耶香だったが、残り1周手前からの積極スパートで坂口を苦しめた。
「最近は全然仕掛けられていなくて何もできていなかった。前に石井(貴子)さんがいて、楓華も後ろにいた。3番手だったけど、あのままではダメだと思って仕掛けた。BSが向かい風なので緩めたかったけど、流したら来られちゃうと思って目一杯踏んだ。ゴール前で、何人かに行かれちゃうかなと思ったけど良かった。状態もちょっとずつ良くなっていけばいいですね」
昨年は28勝を挙げて3度のVと奮闘したが、今年はケガの影響もあってここまで5勝、優勝はまだできていない。前検日も「ずっと良くなかった」と話していた。初日は好ポジションにいながら、相手の動きを待たずに自らレースを動かした。戦った石井貴子が「吉村さんが強かった」と話せば、坂口楓華も「吉村さんが強かったです。強い気持ちでしたね」と賞賛した。吉村は4節前の豊橋決勝以来、10走ぶりに最終バックを獲得。持ち味の自力戦を久々に繰り出した。
「前回の取手が終わって、先月の末にCSCで、(長期欠場から)復帰に向けて頑張っている鈴木美教さんと、太田美穂さんと、3人で合宿をしたんです。最近はずっと一人でやっていたので、セッティングとかいろいろとアドバイスをもらえたし、心身共に刺激になりました。まだまだしっくりには遠いけど、頑張っていきたいです」
予選2も7Rで坂口と対戦。再びの強敵相手で、積極的な走りで立ち向かう。(netkeirin特派員)