2025/09/06(土) 21:49 0 0
「GIの洗礼を浴びましたけど、いい経験になりました」と前回、GI初出場を果たした函館オールスター競輪を振り返った山崎。一次予選から堂々の逃げ切り勝ちを決めるなどプレッシャーにも動じずにノビノビと立ち回っていた。
だが、S級上位の壁は高く猛者たちに力の差を見せつけられ準々決勝で敗退となった。不運にも落車のおまけつきと悔しさの残る開催となった。「落車は卒記を入れて3回目でした」と苦笑いしたが、それでも課題を見つけ悔しさの中にも手応えをつかんだ。
今節はケアに時間を要して小倉入りした。前検日には「自然体で楽しんで走れれば」と意気込んでいたが、その言葉通りに堂々たるレースで予選を突破した。「初めての小倉でしたが走りやすかった。最近は突っ張り先行が増えてペース配分や踏むところなどを意識できるようになってきました」と納得の運びを振り返った。
投入した新車も「悪くないです」と及第点。落車からの復帰戦とあって決して万全な状態とはいかないが十分、勝負に挑めている。レース後、写真撮影の際に記者からガッツポーズを求められると「決勝に乗ったら…ですね」と慎ましかったが、それでも「内容を大事にしっかり走って決勝を目指します」と力を込めた。(netkeirin特派員)