2021/10/22(金) 12:45 0 3
弥彦競輪「寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)」は22日、2日目を迎えた。9レースの二次予選Aを走る清水裕友に話を聞いた。
昨日の12レースは深谷知広が駆けて新田祐大と中団の攻防だった清水裕友。僕ら競輪記者は、正直、技術的な面や自転車のセッティングは分からない。その辺りの技術的な部分を語ってくれた。
「まず、ジャンで駆けている深谷さんを叩きに行くのは無理。世界の脚で簡単に併されてしまう。そもそも、そう言うダッシュはないので。新田さんと中団の攻防になったけど、自分からは当たりに行かない。決めるなら差し込みながらになるけど、先に当たりに行くのは好きでない。それは僕の中で仁義に反するし、そう決めている。だから新田さんが先に当たってこない限り、僕は当たりに行かない」。
短い会話だったけど、なるほどと、選手と話す嬉しい時間だった。
さて、ここは小川真太郎との連係。
小川によると「裕友とは、ほとんど決まっていない。裕友自身の成績も悪いし、これが過去の相性」。
普通、相性が悪くても、“相性が良い”と言うのが競輪選手の流儀。小川みたいに本音ベースで話してくれる選手も有り難い。(町田洋一)