2025/09/04(木) 15:03 0 0
1着も笑顔なしの川田は「最低のレースです」とうなだれた。
中団スタートも道中は山川奨太にフタをされて後方へ。しかし、仕掛けどころを逸した川田はバック5番手からの捲りとなり、番手の松田優一は3着まで。
「下げるならもっと早く。行けるところもあったはず、構えすぎた。付いてくれた先輩たちに申し訳ない」と反省の弁。
求められるのは修正力。失敗したあとが大事だ。
前検日、川田は「やっぱり競輪選手って格好いい」と話した。直前の西武園記念、最終日。川田は選手会ブースに参加し、バンクの外からの景色に刺激を受けたという。
「お客さん目線で久しぶりに競輪を見ました。格好よかった。同級生の(太田)龍希たちが頑張っていて、自分もここ(地元記念)を走れるような選手になりたいです」
どんな一流選手にだって失敗やミスはある。ただ、言えるのは強くなる選手は同じ失敗を繰り返さない。川田の準決勝の走りに注目したい。(アオケイ・八角記者)