2025/08/27(水) 15:25 0 0
西武園競輪場のナイター「開設75周年記念・ゴールド・ウイング賞(GIII)」が28日に開幕。10Rの一次予選に出場する宿口陽一に話を聞いた。
宿口陽一が充実の表情で地元記念に乗り込んできた。着ている服は平原康多氏から譲り受けた物で「気持ちを高めたい時とかに練習でも着るんです。今回もしっかり着てきましたよ!」気合をアピールし、長らく埼玉を引っ張ってきた心の師匠の意思を引き継ぐ覚悟を示した。
去年の当大会決勝は地元が5車で結束しながら、別線で戦った眞杉匠にVをさらわれた。
「去年のことがあるので“地元から優勝者を出したい”というのは(地元の)全員が思っているはず。でも、俺が俺が、ではなく、まずはしっかり力を合わせてみんなで勝ち上がっていきたい。そして決勝でいいラインを組めれば。自分は去年準決勝で落車して迷惑かけてしまったので、その借りを返すためにも、しっかりラインに貢献したいと思っています」
平原氏が引退後、初めて埼玉で行われる記念開催。地元勢が一丸となって、イベント等で来場予定の平原氏に激走を届けるつもりだ。(netkeirin特派員)