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【平塚競輪・ミッドナイト】平塚ミッド開幕戦を制したのはハーフの岩城佑典

2021/10/20(水) 09:30 0 2

平塚競輪「WINTICKET杯(FII)」が19日に開幕。1Rのチャレンジ予選を制した岩城佑典に話を聞いた。

「まずは全体的な脚力アップが必要」と語った岩城佑典

 平塚ミッドナイト最初の勝者となったのはルーキー岩城佑典だった。渋川聡士に叩かれたが、すかさず巻き返してライン決着へと導いた。

「普段、自分の1着に人気が集中する事があまりないので、オッズを見て緊張してしまいました(苦笑)。少し重く感じたけど3人で決められたしヨシとします。今回参加している同期の中で自分だけ優勝がないので、(初優勝は)意識しますね」

 そんな岩城はキリっとした顔が印象的な好青年。実は「母親がウクライナ人のハーフなんですよ」と明かした。

「よく、彫りが深いね、って言われます。そんな時は『ハーフだから』って返すと、みんな納得しますね(笑)。自分は日本語しかしゃべれないんですけど、他の血が入っているのは(競輪で)武器になるかもしれない。まずは全体的な脚力アップが必要だけど、いずれは(外国の血を)生かせるような選手になりたいと思っています」

 レース内容は走るたびに良くなっており、初Vを達成するのも時間の問題だろう。今後の活躍が楽しみな選手だ。(netkeirin特派員)

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