2021/10/20(水) 09:30 0 2
平塚ミッドナイト最初の勝者となったのはルーキー岩城佑典だった。渋川聡士に叩かれたが、すかさず巻き返してライン決着へと導いた。
「普段、自分の1着に人気が集中する事があまりないので、オッズを見て緊張してしまいました(苦笑)。少し重く感じたけど3人で決められたしヨシとします。今回参加している同期の中で自分だけ優勝がないので、(初優勝は)意識しますね」
そんな岩城はキリっとした顔が印象的な好青年。実は「母親がウクライナ人のハーフなんですよ」と明かした。
「よく、彫りが深いね、って言われます。そんな時は『ハーフだから』って返すと、みんな納得しますね(笑)。自分は日本語しかしゃべれないんですけど、他の血が入っているのは(競輪で)武器になるかもしれない。まずは全体的な脚力アップが必要だけど、いずれは(外国の血を)生かせるような選手になりたいと思っています」
レース内容は走るたびに良くなっており、初Vを達成するのも時間の問題だろう。今後の活躍が楽しみな選手だ。(netkeirin特派員)