8月12日、函館競輪場で行われたオールスター競輪(GI・初日)のドリームレースは、郡司浩平(34歳・神奈川=99期)が差し切って1着、捲った深谷知広(35歳・静岡=96期)が2着、深谷を追走した新山響平(31歳・青森=107期)が3着に入った。3連単は②-⑥-③で20,650円という配当だった。

　レースはいったんは深谷が先行の構えを見せるが、打鐘手前で脇本雄太(36歳・福井=94期)がこれを叩いて先行。それをさらに打鐘で太田海也(26歳・岡山=121期)が叩いて行く。近畿勢は清水裕友(30歳・山口=105期)を古性優作(34歳・大阪=100期)が捌いて太田の番手に嵌まろうとするが、これを清水が凌ぎ切る。しかしそこに最終バックで中団から一気に深谷が捲りを放ち、前を飲み込む。その勢いのまま直線に入り、深谷の番手の郡司が深谷を交わしてドリームレースを制した。