2021/10/16(土) 17:30 0 0
2日間ピンピンで勝ち上がっている須藤だが、2場所連続で決勝に乗っており調子が良さがうかがえる。何か変化があったのか聞いてみると「練習を変えました。この情勢で外に出る事に抵抗があったので、自宅で『ZWIFT (ズイフト、注1)』を使ってトレーニングを始めました。色んなパターンの練習があるし、オンラインで他の人が頑張っているのが分かるので今までの練習より追い込んで練習ができている。かなりキツいけどそのお陰でレース後に息が切れることもなくなって体の感じは良くなりました」。
「僕は自分で2着選手だと思っているので、ピンピンの勝ち上がりは嬉しいけど変な感じがしますね(笑)。降級したときはくじけそうになった事もありました。でも来期はS級に戻れるし最近は練習をモノにできているのでこのままの調子でいきたいです」と話してくれた。
ハングリー精神で練習に取り組む須藤。これからも持ち前のシャープなタテ脚で競輪ファンを魅了してくれそうだ。(アオケイ・宮本記者)
(注1)ZWIFTとは
部屋の中でローラー台を漕ぎながら仮想空間を走るゲーム形式のトレーニングプログラム