競輪を統括する公益財団法人JKAは8月8日付で、高木香帆(24歳・120期)の県外移動を正式に発表した。これにより、高木は岩手支部から佐賀支部へと所属を変更する。

　高木は2021年5月1日に静岡競輪場でデビュー。一時は強制引退の可能性が取り沙汰されるなど、競輪人生の岐路に立たされたが、冬季移動期間に練習方法を見直し、多様なトレーニングを取り入れたことが功を奏し、危機を乗り越えてきた。

　ここまでの通算成績は276走で、1着はないものの、2着14回、3着14回と、粘り強いレースを重ねている。今後は新天地・佐賀支部での活躍が期待される。