2025/08/01(金) 19:35 0 3
太田美穂は今シリーズの開催前に「岩見潤さんのお疲れ様会に参加させていただき、そこで浅井康太さんや伏見俊昭さん。あとは(ボートレーサーの)SG覇者の井口佳典さん、森高一真さん、湯川浩司さん、西山貴浩さんたちから『いいレースをしているね』などありがたい言葉をかけていただけました」と有意義な時間を過ごしたようだ。
「先行しているところをみなさんに評価してもらえていると思うので、気持ちを入れて頑張ります!」と前検日に宣言していたが…。ところが初日は、仕掛けるタイミングを逃すと勝負所で6番手に置かれ、懸命にまくりも3着が精いっぱい。"積極策"とは真逆の走りになってしまい「詰まったところでいくつもりだったけど…」とガックリうなだれた。
気を取り直して迎えた2日目は、前回初Vを飾り初日もジャンカマシで強烈なインパクトを残した半田水晶が相手。戦前はやや弱気な様子も見せていたが、カマしてきた半田に一瞬出られそうになるも内から盛り返し、壮絶な先行争いを制して2着に踏ん張った。
「競輪学校のようでしたね(笑)。ダッシュがよくて出られそうになったけど、(内に降りてこず)外々を走ってくれていたので内からもう一度いけた。4角ではいっぱいで、何着まで沈むんだろうと思いながら踏んでました。キツかった〜。でもやった方です」と初日後とは対照的にすがすがしい表情で振り返った。
これぞ太田美穂という走りでルーキーの挑戦を退けた先行職人が決勝でも魅せる!(netkeirin特派員)