2025/07/21(月) 08:44 0 2
玉野競輪のナイター「第21回サマーナイトフェスティバル(GII)」は、20日、3日目を開催。12Rの準決勝に出場した和田圭に話を聞いた
準決勝ラストの12Rは大波乱の決着。和田圭は二次予選A同様に中野慎詞マーク。二次予選で3番手から捲った中野が積極策に出て、車間を空けた和田は懸命に別線をブロック。真後ろから捲った坂井洋には出られたが、なんとか3着に踏みとどまった。2、3、3着のしぶとい着取りで2年前の平塚ダービー以来となるビッグレース決勝進出を果たした。
「中野君がすごいピッチだった。なんとかしたかったけど、自分がへたくそでした。決勝進出なんて信じられない。久留米と静岡がまったくいいところがなかったので」
4月と5月に立て続けに落車し、直近2節も決勝に進んでいたが、感触はしっくりとはきていなかった。部品交換で急上昇し、約2年ぶりのビッグ優出につなげた。
決勝は北日本単騎。東日本は関東が4人で神奈川勢が2人。関東勢が2人ずつに分かれる可能性もあり、久留米記念決勝で北津留翼の番手を回った和田の動向に注目が集まった。
「うーん、難しいですね。東勢は全員にお世話になっているので。(並びが決まるまで)決めきれないなぁ」
時間を要しそうな気配だったが、関東勢が4車結束。これで「神奈川へ」に決まった。郡司浩平も攻めやすくなって、ますます激しい決勝戦になりそうだ。(netkeirin特派員)