2021/10/12(火) 17:30 0 2
48歳のベテラン相樂修が中団まくりを決めて、20代の徹底先行2人を相手にした3分戦を制圧。47歳の齋藤和也がこれに食い下がって同期ワンツーを決めた。
番組が発表された時から相樂は気合が入っていた。
「同期を連れて自力を出せ、ってことですね。中武(三四郎)君も土田(栄二)君も良い先行をするし、“おじさん”に何ができるかわからないけど。やるだけやってみます」
そういって臨んだ一戦は、うまく3番手をキープして先まくりを敢行。中武の先行をのみ込んだ。
「前が良いペースで駆けていたし強かった。ただ、同期が後ろにいたから被る前に行こうと。それにひとつ前のレースで息子くらいの年齢の大関(祐也)君が逃げ切っていたから“父親”も良い所を見せるぞ、って密かに思っていたんです(笑)。とにかくうれしいですね」
齋藤和也も感激した様子で「相樂さんはすごい! さすがです。2人で決められて本当に良かった」と相樂に近づき、記念にツーショット写真を撮影。その表情は2人とも本当にうれしそうだった。(netkeirin特派員)