2025/07/17(木) 16:10 0 2
玉野競輪のナイター「第21回サマーナイトフェスティバル(GII)」は、18日、初日を迎える。5レースの一次予選を走る地元の取鳥雄吾に話を聞いた。
今年3月の地元記念の決勝。中四国の選手が多く乗り、大親友の清水裕友と別線になってしまった。並びは犬伏湧也、清水裕友、松浦悠士。そして取鳥雄吾、岩津裕介、柏野智典。優勝した吉田拓矢、山田庸平、南修二は、それぞれ単騎。小松島記念の決勝は、地元勢が5人乗ったが空中分解。競輪は不思議なもので、数が多すぎても上手くいかない。
取鳥雄吾は「裕友と一緒に連係したいから、1年間、苦しい練習が出来ている。あれは犬伏とガチンコの踏み合いになったけど、自分の我が儘だけでは並びは決められない。岩津さんと柏野さんの気持ちもあったからね。GIとかは夢のまた夢だけど、記念ぐらいは、早く獲りたいな」。直前は弥彦記念から、出稽古先の防府に戻り「土砂降りの中を久保田を呼び出して練習してきた。あいつが断ると思ったら、『ゆうご兄の為なら付き合いますよ』と言われ(笑)」。
現状、勝負強いとは言えず、肝心な所でポカが多い。それは、中川誠一郎選手のコラムにも書かれており、同じ匂いがして、同じ空気感があるそうだ。だけど、松浦悠士を筆頭に、清水裕友、犬伏湧也、太田海也と、みんなが“男にしたい!”の気持ちを持っている。こんな幸せな選手はいないし、早く結果を出して欲しい。(町田洋一)