PIST6はまばゆいばかりのカクテル光線や炎が上がったりとド派手な演出が特徴のひとつ。その中で走る選手たちも演出につられてか普段よりもテンションが高い。菅田もその1人。

　普段の菅田は競走を終えて引き揚げてくる時の表情は厳しいものか、多少微笑む程度のもの。それなのに「めちゃくちゃ楽しめている。もちろん競走の緊張感もあるけど、本当に楽しいですよ。入場の時のパフォーマンスを考えていかないといけないけど、それも面白い。それに演出も普段の競輪では有り得ないでしょ。グランプリ並かそれ以上じゃないですか」とハイテンション。もちろん競走後の表情も普段以上に生き生きとしている。

　ただ競走内容について話を向けると、やや厳しい眼差しで「まだ、このレース自体の慣れがないですよ。(8Rは)結果として捲り切れてないし、もう少しギヤを上げて調整してみる必要もある。とりあえず1着が欲しいですね」とキッパリ。(アオケイ・渡辺記者)

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