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【火の国杯争奪戦】脇本雄太との連係がおあずけとなった神田紘輔

2021/10/09(土) 20:30 0 2

久留米競輪場で開催されている「火の国杯争奪戦」IN久留米(GIII)。3日目に今節2勝目を挙げた神田紘輔に話を聞いた。

2日目のショックを3日目の白星で振り払った神田紘輔

 3日目5Rは神田紘輔が1着で、初日に続いて今節2勝目。目標の栗山俊介が捲り不発と見るや、空いたコースを縫って、最後は外を鋭く抜け出した。

「いいスピードをもらえて突っ込めた。2日目が中途半端に終わってしまったので…。良かった。レースも見えていましたね。調子は上がっていますよ」。

 レース内容を悔やんだ2日目は、神田にとってはいろいろとあった1日だった。前日に番組が発表され、二次予選トリの12Rで脇本雄太の番手回りが決定。3番手回りはあったが、番手回りは初めてとあって「いろいろとセッティングをどうしようとか考えていたんですよ。夜もドキドキしたりして。付いていけても千切れてしまっても課題が見つかると思っていたんですが…」。

 周知の通り、脇本が2日目の朝に当日欠場。楽しみにしていた初の脇本の番手回りは幻となり、自ら動いたレースでは最終4角手前で木暮安由と接触し、車体故障でジ・エンド。おまけに腰をひねってしまうアクシデントもあった。

「レース後は帰ろうか悩んだりもしたけど、3日目に勝てたし、帰らなくて良かった。脇本君との連係は“まだ早い”ってことでしょう。またチャンスがあれば頑張りたい。調子は前場所の松戸FIの初日までなんか微妙だったけど、準決勝が山口拳矢君と一緒で。乗り方を修正したら感じ良く彼の捲りに付いていけた。そこから今節もいい状態で臨めている」。

 最高の目標がいなくなり、レースでは車体故障。“泣きっ面に蜂”状態だった2日目のショックを3日目の白星で振り払った。最終日も勝って、次走の寛仁親王牌に向かいたいところだ。そして、いつの日か訪れるであろう脇本との連係に備えてもらおう。(netkeirin特派員)

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