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【高松宮記念杯競輪予想】勝率トップは脇本雄太58.1%、郡司浩平48.6%!白虎賞&青龍賞の入着率別ランキングは?

2025/06/19(木) 20:03 0 1

6月19日に開幕した「高松宮記念杯競輪(GI)」は、20日の4日目からいよいよ後半戦に突入する。なかでも注目を集めるのが、11Rの西日本「白虎賞」と12Rの東日本「青龍賞」。この両レースに出走する選手たちはそのまま準決勝へ進出するため、開催終盤に向けて重要な一戦となる。今回は「白虎賞」と「青龍賞」の出場選手の入着率データを徹底分析。後半戦の行方を見据えながら、予想力を試してみてはいかがだろうか。
▶︎「白虎賞」の出走表はこちら
▶︎「青龍賞」の出走表はこちら

白虎賞に出走する脇本雄太と青龍賞に出走する郡司浩平(写真提供:チャリ・ロト)

西日本・白虎賞の入着率ランキングは?

 11R「白虎賞」に出走する9選手の入着率を分析してみると、以下の結果となった。

1着入着率

順位選手名脚質1着率
1脇本雄太58.1%
2太田海也50.0%
3古性優作42.6%
4犬伏湧也38.7%
5山田庸平36.1%
6荒井崇博30.6%
7清水裕友26.1%
8小倉竜二16.4%
9桑原大志11.5%

2着入着率

順位選手名脚質2着率
1山田庸平58.1%
2清水裕友50.0%
3小倉竜二42.6%
4犬伏湧也38.7%
5太田海也36.1%
6桑原大志30.6%
7古性優作26.1%
8脇本雄太16.4%
9荒井崇博11.5%

3着入着率

順位選手名脚質3着率
1桑原大志15.9%
2小倉竜二15.8%
3古性優作12.8%
4荒井崇博11.8%
5清水裕友11.5%
6山田庸平11.0%
7犬伏湧也8.8%
9太田海也6.9%
8脇本雄太3.9%

古性優作(写真提供:チャリ・ロト)

 まず1着率で圧巻の数字を残しているのが脇本雄太。58.1%という突出した勝率は、まさに“勝ち切る力”の象徴。トップスピードとダッシュ力は群を抜いており、ここでも頭候補として最有力だ。3着率は3.9%と低めで、勝つか沈むかというタイプだが、それだけに1着固定で狙う価値は大いにある。古性優作は1着率42.6%とこちらも高水準で、3着まで含めた総合的な入着率も安定している。ラインの中軸として信頼度は高く、軸候補としては筆頭格。連係面でも信頼がおけるだけに、脇本ー古性ラインは注目必至だ。

 先行脚質で1着率50.0%をマークしているのが太田海也。スピードに乗った逃げで押し切るスタイルがハマれば、勝ち切る力は十分。ただし3着率は6.9%とやや極端な成績で、展開に左右されやすい一面も。リスクはあるが、一発の魅力は強い

 2着率で目を引くのが山田庸平。なんと58.1%と他を大きく引き離す数値を誇り、特に2着固定での狙いが面白い存在だ。1着率も36.1%と高く、連対圏での安定感はピカイチ。自在な立ち回りと安定感を兼ね備えた万能型として侮れない。清水裕友も2着率50.0%と高水準。1着率は26.1%とやや控えめながら、流れに乗ったときの連対力には注目。位置取り次第では浮上の可能性もありだ。

 追い込み型の小倉竜二は2・3着率で好成績。特に3着率15.8%、2着率42.6%と着実に食い込む力を持っており、ヒモ荒れを演出する伏兵としてマークしておきたい。

 その他では、犬伏湧也の先行力にも注目。1着率38.7%は上位に食い込み、2着率も38.7%と好調を維持している。逃げ切り展開になれば一発ありそうだ。一方で、桑原大志荒井崇博は入着率全体的に低めながら、3着率では一定の安定感を見せており、展開ひとつで穴を開ける可能性も秘めている。

(写真提供:チャリ・ロト)

 なお、当日の並びは以下の通り。

 中心は近畿ラインの脇本ー古性。太田ラインの3車構成も強力で、展開ひとつで主導権を握る可能性は十分。犬伏のカマシや、山田の自在な立ち回りがどう交錯するかが勝敗を左右する鍵となる。データと並びを掛け合わせて、展開読みの妙を楽しみたい一戦だ。

東日本・青龍賞の入着率ランキングは?

眞杉匠(左)と吉田拓矢(写真提供:チャリ・ロト)

 12R「青龍賞」に出走する9選手の入着率を分析してみると、以下の結果となった。

1着入着率

順位選手名脚質1着率
1郡司浩平48.6%
2眞杉匠35.6%
3吉田拓矢34.9%
4松井宏佑34.0%
5松谷秀幸23.1%
6和田圭22.5%
7杉森輝大22.0%
8阿部力也18.5%
9雨谷一樹11.4%

2着入着率

順位選手名脚質2着率
1松谷秀幸26.9%
2吉田拓矢20.6%
3松井宏佑20.5%
4郡司浩平19.8%
5阿部力也19.1%
6眞杉匠18.9%
7雨谷一樹18.1%
8和田圭16.8%
9杉森輝大16.3%

3着入着率

順位選手名脚質3着率
1杉森輝大20.6%
2和田圭20.2%
3阿部力也16.7%
4眞杉匠12.8%
5雨谷一樹12.7%
6吉田拓矢12.3%
7松谷秀幸11.9%
8松井宏佑8.3%
9郡司浩平6.8%

松井宏佑(写真提供:チャリ・ロト)

 1着率で目を引くのは郡司浩平。48.6%という圧巻の数字を叩き出しており、勝ち切る力では一歩抜けた存在。トップスピードと総合力の高さは言うまでもなく、ここでも頭候補としては最有力だ。3着率は6.8%と低めで、勝つか沈むかのタイプだけに、1着固定で狙いたい選手といえる。対抗格となりそうなのが、眞杉匠吉田拓矢の両者。眞杉は1着率35.6%、吉田は34.9%とともに高水準で、どちらも勝負強さを持つ。3着率はやや控えめだが、一発で頭を取る可能性のあるタイプとして押さえておきたい

 松井宏佑も1着率34.0%を記録しており、スピード勝負になれば浮上のチャンスは十分。ただし2・3着率は低く、展開がハマったときにこその選手。リスクを取って狙いたいタイプだ。

 一方、安定感で注目したいのが松谷秀幸。2着率は全体トップで26.9%。1着率も2割台前半と悪くなく、3着率は1割台とやや控えめながら、連下での信頼度は高い。自在性と読みの鋭さで上位食い込みを狙いたい。

 また、和田圭杉森輝大はともに3着率で20%超を記録。目立った1着率ではないが、どちらも着実に3着を拾えるタイプで、穴狙いのヒモとして面白い存在。特に杉森は3着率20.6%、和田は20.2%と高水準で、相手荒れを演出する可能性を秘める。

 追い込み型の阿部力也も3着率16.7%、2着率19.1%と粘り強く、展開次第での台頭に注意したい。反対に、雨谷一樹は全体的に数値が控えめだが、2・3着率が1割台後半にまとまっており、展開が崩れたときの浮上は考えられる。

(写真提供:チャリ・ロト)

 なお、当日の並びは以下の通り。

 中心は南関ラインの松井ー郡司ー松谷。眞杉の先行ラインも強力で、主導権争いの行方が展開に大きく影響しそうだ。吉田の自在戦や、杉森・和田といった脇役の浮上も侮れず、終盤の仕掛けひとつで着順が大きく入れ替わる可能性も。データと並びを掛け合わせて、波乱含みの攻防を見極めたい。

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