12日に最終日を迎える弥彦競輪ミッドナイト「チャリロト杯(FII)」。9RではA級決勝が行われる。

　人気の中心となりそうなのは直近3開催(アドバンス含む)で連続優勝を飾っている鈴木涼介だ。

　鈴木は先行も強力ではあるが、やはり注目したいのは強烈なウイニングショットの捲り。3走前の玉野競輪決勝では先行する小林稜武の後ろ3番手を確保し、人気の保田浩輔を先捲りで封じて優勝を決めた。今回も1番車のアドバンテージを活かして4連続Vを獲りに行く。

　その鈴木に対抗するのは平野想真だ。24年7月にA級2班へ昇級したものの、すぐさま活躍とはいかず24年後期はわずか一度の優出という悔しい結果で終わってしまった。しかし25年に入ってから徐々にこのクラスにも順応し、4月には現級初の優勝を果たした。

　直近4か月でバック数18本と徹底して長い仕掛けをするタイプで今回唯一3車ラインで臨めるのは平野にとっていい材料といえるだろう。準決勝でもワンツーを決めている堀兼壽、同県先輩の渡邊健を背負って強みである高い先行力で本命撃破を狙う。

★鈴木涼介は弥彦競輪最終日9R・A級決勝に登場！/23:30発走
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　また7RのA級特選には地元の牧田悠生が登場する。

　初日特選でも2着に食い込み当然優勝争いの一角と見られていただけに、ここは負けられない一戦となった。

★牧田悠生は弥彦競輪最終日7R・A級特選に登場！/22:50発走
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