2025/06/08(日) 20:15 0 0
8Rは佐々木豪が痛烈に捲って、GI前最後の1走を白星で締めた。
「トントントン、で行くつもりだったけど、思った以上にかなりスピードが上がってしまって行けなかった。(酒井)雄多が仕掛けないならそのまま行っちゃおうと思ったけど、行ってくれたので冷静に付いていって。乗り越えられて良かったです」
一次予選6着で2日目からまさかの負け戦回りとなった。2日目に続く今節2勝目は捲りで決めたが、今節はいつも以上に攻めの姿勢が目立った。
「初日の失態がデカかった。結局、尻上がりに調子が良くなったので(初日が)もったいなかったですね。今節は全部(最終)BSを取るくらいの気持ちで攻めて、行かれたら飛び付くっていう、幅を広げようと前々に攻めた」
意欲的な攻めは、やはり意図的だったようだ。
「捲りが得意だけど、夏場は前もカカっちゃう。前に11秒前半くらいで行かれたら、10秒5とかで捲らないと届かない。そういうのもあって、いつも夏場は点数を落としちゃうし、前々に行こうと。今の競輪は前にいないと厳しい。ワッキー(脇本雄太)さんとかでも捲れないので。次の宮杯に向けて、そういう気持ちでやってました」
捲り一辺倒では太刀打ちできない。"前々に攻める佐々木豪"を相手に印象づけられれば、逆に捲りやすくなることもあるだろう。GI前に、負け戦3走もしっかりテーマを持って走り抜いた。(netkeirin特派員)