2025/05/16(金) 18:38 0 13
宇都宮競輪場の「第1回レジェンド神山雄一郎カップ(GIII)」は17日に3日目を迎える。11RのS級準決勝を走る武田豊樹に話を聞いた。
二次予選の眞杉匠は突っ張り先行。3番手の武田は番手の神山拓弥を交わし、連勝を飾った。
「相手もすぐに踏み止めるような形で、眞杉君も長い距離を踏んでくれた。自分は、しっかり内を締めてゴール前勝負かなと」と淡々と語る。
"レジェンド"神山雄一郎カップ。
参加選手の多くが、みな、神山氏に憧れを持つ。武田自身も、その一人。「神山さんとは連係も多く、ずっと目指していた存在です。本当は、まだまだ現役を続けてほしかった。(記念すべき第1回の神山雄一郎カップを)走れるのは嬉しいことです」と偉大な先輩へ、思いを口にする。
準決勝は新鋭・森田一郎の3番手、番手に芦澤大輔となった。武田は「点数順っていうのもあるし、それに大輔は苦労人。追い込みとして認めていますから」と話す。別線も強力だが、森田が4角まで引っ張れると…。3番手から鮮やかに伸び、二次予選の再現といきたい。(アオケイ・八角記者)