2025/05/11(日) 23:00 0 1
今シリーズの開幕戦は井坂泰誓に山田哲也と柴田昌樹が付ける中近ラインが人気を集めたが、結果は支線と目されていた奈良基と亀井宏佳の宮城コンビでワンツー。
引き揚げてきた奈良は開口一番「下馬評を覆せてよかった(笑)」と白い歯を見せて「これがあるのが競輪だし、これが競輪のおもしろいところです」本線撃破を喜んだ。
ここ四日市は奈良にとって思い出のバンクだったようで「まだ9車立てで、赤板より前に誘導を切ることができたころ、残り2周半から強い下岡(優季)君を突っ張って2着に粘ったことがあったんですよ(※2019年2月)。良いイメージのある思い出の場所だったので、それも良い方に出たのかな」と語った。
奈良はロード出身で強地脚が売り。「9車立てで、2周半くらいからペースを上げる形態が本当は得意(苦笑)」なタイプで、7車立てでスプリント力が必要な今のルールは奈良には合わないが「それでもやるしかないので」と与えられた環境で奮闘している。
2日目の準決4Rでは地元のルーキー佐藤大地、再戦となる井坂泰誓を相手に真っ向勝負を挑む。(netkeirin特派員)