2025/05/04(日) 18:15 0 1
地元地区の岐阜で開催されたGI「オールガールズクラシック」はまさかの予選敗退(5着)に終わった當銘直美。2日目は1着で意地を見せたが、妹の沙恵美との姉妹対決が注目を集めた最終日は3着。悔しい結果に終わってしまった。
「絶対に決勝に乗りたかったんですけど…。気負い過ぎて空回りしちゃった。どんな時でも、もっとフラットな気持ちで走らないといけないって勉強に。最終日も沙恵美に絶対に負けられないって思ってすごく緊張しちゃった。沙恵美はそこまでではなかったと思う。妹なんかに心を乱されちゃって…(苦笑)。気持ちのコントロールは沙恵美の方ができていましたね」
初日は包まれて身動きを取れない展開になり、最後の直線では車体故障。力を出し切れないままの悔しい結果だった。
「焦って、とにかく前々にっていう気持ちが強過ぎた。普段は囲まれないようにって心掛けて、もっと展開に応じて走れているんですけどね。どこかで不安要素とかがあったのかも。お互いに勝つために走るから、簡単にいかないのはわかっているけど、それにしても、でしたね。ショックもあったし、1日だけ休んで、そこからはしっかり練習した。ダービーのイベントも参加せず、追加が入るのを信じて練習してました」
希望通りに今開催の追加が入った。
「追加が入ってありがたい。パールカップに向けて、児玉(碧衣)さんとか強い選手と走れるのは嬉しいです。普段からしっかりと考えて走って、大きいレースにちゃんと生かせるように頑張りたい」
武雄は今回が5節目。22年8月に優勝し、過去4節は決勝進出を1度も外していない。来月のパールカップへ向けて、GIで味わった悔しさをエネルギーに変えて再進撃を開始する。(netkeirin特派員)