2025/04/30(水) 19:37 0 7
初日は纐纈洸翔が落車のアクシデントで欠場、藤井侑吾は敵の包囲網に阻まれて勝ち上がりならず。そんな嫌な流れを断ち切って、中部勢初勝利を挙げたのは皿屋だった。
「GIで一番人気になることなんて、なかなかない。緊張しました。一戦一戦、勝ち上がるだけです」と勝って兜の緒を締める。
右肩上がりの成績だが、その背景には輪界最速の男・脇本雄太のアドバイスがあった。
「脇本君に親王牌後に合宿を組んでもらって、練習を一通りやってアドバイスをしてくれた。足りていない筋肉、主に体幹の部分を指摘された。正直、自分で限界を決めていたところもあったけど、一緒にやってから点数も上がったし調子をキープできている」
目に見えた成果に「自信になったし、まだ伸びしろがあるんだと思えた。後輩たちには負けていられないし、僕が背中で見せていかないと、という気持ちもある」と若手の突き上げに闘志を燃やす。
二次予選(7R)は深谷知広、石原颯ら強力なライバルたちが立ちはだかるが、乗れている皿屋が強い思いを体現してみせる。(アオケイ・八角記者)