2025/04/29(火) 18:15 0 3
開催初日、29日は出番がなく静かに戦況を眺めていた岩本。ようやくの出番を迎え、腕が鳴る。ここは南関同士、後輩の和田真久留と連係するが何と前回りを買って出た。
「最近、人の後ろに付く機会も増えて、ラインのおかげでいい成績を挙げられています。だけど、自力で動いておきたいって気持ちもあって。実際に自力の練習もしていますし。今回は真久留君にはわがままを言って前になりました」と今の自分の状態を冷静に分析し、持ち場である自力で戦うことにした。
前回の川崎記念は地元地区での開催だったが、腰痛の影響で様子を見て今回に備えた。
「もう何ともないので。ここへ向けては大丈夫です!」と不安は無さそうだ。ダービーは昨年、いわき平で準優勝を挙げており「もう1年ですか、早いですね。あのおかげで今(S級S班で)いられる」と、岩本のターニングポイントとなった大事な大会だ。10Rは強い覚悟を持ち、大会にかける思いを1走目から示す。(netkeirin特派員)