2025/04/19(土) 12:00 0 3
川崎競輪場で19日に初日を迎えた「桜花賞・海老澤清杯(GIII)」。BSの位置取りも想定した本格競輪予想を提供する「倉本匠馬」が今シリーズの展望と注目選手を紹介します。
最終日の12R決勝では「無料予想」も公開しますので、お見逃しなく!
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中央競馬の桜花賞は先週にエンブロイダリーが制し、短期免許を取得しているモレイラ騎手の勝利で幕を閉じましたが今週は競輪の桜花賞が行われます。
29日からのゴールデンウィークにG1の日本選手権を名古屋で控えており、その中でも最終調整の場として相応しく個々の選手の今の調子を見極める舞台として絶好の4日間となるでしょう。さらに言えば、今回はメンバーレベルが非常に高く、かなりの難解が極めるので配当的には旨みがかなりあるはずです。
今回も最終日の決勝は無料公開を予定しております。先月の大垣の15万の配当以上の結果を出したいと思いますので是非期待して頂ければ幸いです。
まずバンクの特徴としては1周が400mで直線は58mと1周の長さの割に直線がかなり長く、見応えのある終い勝負のレースがある。また、カントがキツく非常に予想の組み立てが難しい印象で、コーナーからの捲りが決まるため全体の並びや展開などをしっかりと読み切らないとなかなか的中しないバンクである。
やはり、そのようなバンクだと逃げ一辺倒など得意なパターンしか持っていない選手は不利で、ヨコやタテなど自在性を持ってる方が有利と言えるだろう。実績があり、尚且つしっかりと考えて競輪を出来るラインを中心に狙いたいところだ。
下記に主に優勝が期待できる二人と今年既にGIを制している脇本雄太を取り上げたが、それ以外の選手にもチャンスは十分にある。捲りの展開ならば前を飲み込むぐらいの脚力のある坂井洋やSS班の犬伏、自在性のあるレースが得意な浅井など川崎のバンクの特徴にマッチした選手が多い上にメンツが豪華なので配当的に十分に楽しめそうである。
直線での脚がかなり求められるので、その辺りをしっかりと見極めた上で4日間質の高い予想を出来ればと思う。
今の近畿勢全体の充実度は近年で言えば飛び抜けて一番で、自力のある先行とヨコの動きが出来る番手選手のバランスが非常に良い。
その中でもトップクラスの脚力がある上に捲りも決まりやすい川崎は合う舞台で、唯一の不安要素と言えば今回の近畿勢のメンツが若干手薄なことだけだろう。ただし、ライン関係なく一人で前を捉える力があるので、決勝で何人ラインを作れるかが一つ優勝のポイントとなるはずだ。
昨年のF1で完全優勝を果たし、昨年も決勝を除けば2回の1着で地元で安定感のある走りは言わずもがなである。また、今年は既に優勝2回と勢いに乗っており、自在性のある走りと弱点のない動きは今の競輪界でもトップクラスと言えるだろう。
もちろん優勝候補の一人で、ウィナーズカップと昨年で敗れた雪辱を果たす走りに期待したい。
今年は勝ち星が僅か一つとイマイチ勢いには乗れない存在であるが、関東勢に有力選手が揃っており変わり身があるとすれば今回だろう。また、番手勢にはかなり有利なコース形態をしており、コーナーでは外に振りながら直線でしっかり脚を使えば良い川崎との相性もかなり良い可能性が高い。
再来週に大きな舞台が控えてることを考えてもここで復調しておきたいところで、やや人気を落とす傾向にあるはずなので特に2日目以降から要注意な存在として覚えておきたい。
※最終日 決勝は無料で予想を公開します。お見逃しなく!