2025/04/13(日) 17:45 0 14
10Rは前に出た寺崎浩平を岩本俊介が叩き、さらに北津留翼が大カマシ。山口敦也と二人旅になったが、7番手から怒濤の捲りで強襲した寺崎が一気にのみ込んだ。上がりタイムは10秒6。テオ・ボスが17年7月15日に叩き出した10秒7のバンクレコードを7年9か月ぶりに塗り替えた。
「初手の並びや誘導員が残ったりしたのは想定外だった。押さえた時に悩みながらになった。ただ、準決勝が終わってセッティングをいじっていい感じがしていた。ラインで決められなかったし内容は良くないですけどね…」
今節は昨年の共同通信社杯以来で決勝進出に失敗。初参戦だった武雄でもどかしい戦いが続いたが、バンクレコードのおまけつきで今節2勝目。
「サドルをちょっと下げていい方向になった。4日間で一番の感触だった。いいタイムも出ている感じがした。HSの向かい風はキツいけど、BSはかなり流れる感じがあったので。バンクレコードのタイはあるけど、更新したのは初めてです」
次走は29日からの名古屋ダービー。全日本選抜競輪は準優勝だった。GI初優勝を懸けて挑む。
「そこまで時間がないけど、帰ってからしっかり1週間追い込みたい。あとはしっかり、行くべきところで行くだけですね」
セッティング面を含めて手応えも掴んだ。昨年の後半から輪界を席巻し続ける近畿勢の頼れる大砲がダービーでも激走する。(netkeirin特派員)