ナショナルチームに在籍する新山は拠点を伊豆に置いている。そこには新田祐大と脇本雄太もおり練習環境はものすごく充実している。
「いつもアドバイスをもらっています。五輪の前はお2人とも、ちょっと話をしにくい感じがしたけど、以前よりは気軽に聞きやすくなった。雰囲気が柔らかくなったので(笑)」。五輪へ向けて神経をとがらせていたころと違い、接しやすくなったことでチーム内のコミュニケーションも円滑になったのか…。若手たちからすれば生きた教材であり大きな目標が近くにいるのは貴重なことだ。

　さて、3Rは地域スジの仲間がおらずどうなるかと思われたが、同期の堀内俊介が番手に名乗りを挙げた。「単騎と思っていたので良かった」と自動番組ならではの即席タッグが完成した。2人の並びは意外にも2回目だという。

「5年前、高知でやったルーキーチャンピオンの時以来ですね。俊介さんが付いてくれて自分はまくって優勝。俊介さんは3着でした」と縁がある。気心知れた同期コンビの好連係に注目だ。(netkeirin特派員)